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電子書籍の最大手。ポケットに本棚を入れて、どこにでも持ち歩こう!!
Amazonが運営する、電子書籍の代表格と言えるサービスです。和書・洋書・雑誌・漫画いずれも取り扱いが幅広く、価格も紙より安め。単品購入の他、月額制の読み放題サービスや、プライム会員なら無料で読めるサービスもあり、とことん読書できます。
電子書籍をつかってみたいけどなかなか手が出せないという方も多いでしょう。そこで今回は最大規模の電子書籍ストアであるKindleの使い方や特徴を紹介します。Amazonを普段利用している人は是非一度利用してみて下さい。
Kindleとは何か?初心者向けに簡単に解説!
KindleはAmazonの電子書籍ストアの名称、そしてその電子書籍を読むためのアプリの名称です。Kindleでは様々な電子書籍が販売されており、日本語の本だけでなく、外国語で書かれた本を購入することもできます。
Kindleストアで購入した電子書籍を読むための電子書籍リーダー専用デバイスも販売されています。紙のように滑らかな印字表示を実現しており、タブレットやスマホより端末の重さが軽いため、実際の本を読むのに近い感覚で電子書籍を読むことができます。
しかし、Kindleストアで購入した電子書籍は上記電子書籍リーダーを利用しなくても読むことができます。お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコンなどのデバイスにKindleアプリをダウンロードすれば、閲覧可能です。アプリのダウンロード自体は無料で行うことができます。
プライム会員でKindle端末を持っている方なら、月1冊無料で本を入手することができます。毎月1冊好きな本をもらえば、端末代金の元が取れるのも時間の問題でしょう。逆にKindle端末が不要という方でも、スマホやパソコンでKindleアプリをダウンロードして読書できます。電子書籍を読むなら、ほぼKindle一択と言ってもいいくらいの快適で便利なサービスです。
紙の本にはない!Kindle6つのメリット
無料で本が読める
Kindleストアには無料の本も多数提供されています。
特に電子書籍の購入予定がない方でも、興味があれば無料本のみ活用してみてもいいでしょう。電子書籍を利用したことのない方のお試しとしても、また他電子書籍ストア利用者の利便性の比較にも便利です。
購入したい本の試し読みができる
Kindleでは有料で販売されている本の多くに試し読みが提供されており、他電子書籍サイトなどで購入していた既読本の重複購入を試し読みすることで防ぐことができます。
販売している本の数・ジャンルが多い
Kindleで販売されている本のジャンルは多岐にわたります。ビジネス書、参考書、雑誌、小説、漫画、絵本など現実に訪れることのできる本屋と変わらぬラインナップ。
店舗スペースに限りがない分、通常の本屋より入手できる本の種類は豊富に揃っていると言えるでしょう。
紙の本より安い
Kindleの電子書籍には通常販売されている紙の書籍より安い価格設定がされているものが多数あります。これは現物のある紙の書籍と異なり、印刷代や紙代などのコストがかかっていないためです。
また期間限定のキャンペーンやセールも頻繁に行われているため、お得にお買い物できる機会は紙の本より圧倒的に多くあります。
本の保管場所が必要ない
紙の書籍を購入した場合、本が増えてくると置き場所に困ることもあります。
しかし電子書籍ではその心配はいりません。好きな時にダウンロードし、そして読み終われば削除することができるため、デバイスの保存容量すら気にする必要がないのです。一度購入した本は端末から削除しても再ダウンロードが可能です。
どこでも読める
最大の利点はどこでもいつでも読める。では無いでしょうか?
Kindleはスマホやタブレットで閲覧が可能。そのため通勤中にスマホで本を読むこともタブレットで飛行機の中で漫画を読むこともできます。普段から持ち歩いているデバイスで利用することができるため、紙の本の様にわざわざ鞄に入れて持ち歩く必要はありません。
初心者でも簡単!Kindleの使い方
Kindleの使い方はいたってシンプル。初心者でもあまり迷うことなく利用することができますよ。
Kindleアプリのダウンロード方法
Kindleを利用するには、まずKindleのアプリをインストールする必要があります。Google PlayやApp Storeから入手可能です。
インストール後、アプリを開いてお持ちのAmazonアカウントにサインインしてください。
2段階認証を設定している場合、スマートフォンにSMSが届くかと思いますが、kindleアプリを起動するたびに認証を行いたくないときには変更できます。
Kindleアプリの画面の見方
Kindleアプリの下部には、iPhone・iPadの場合ライブラリとカタログの2つの選択肢が表示されています。androidの場合は表示形式が異なっていますので注意してください。
ライブラリは購入した本やダウンロードした本が表示されています。一方カタログにはKindleストアで購入可能な本が表示されています。
ここで気を付けなければいけないことはKindleのアプリからは電子書籍を購入することができないことです。
電子書籍の購入方法
電子書籍を購入するには、Amazonのサイトから直接購入手続きをする必要があります。
Kindleアプリから購入できないのは少し不便な点ですね^^;
購入方法は2つ、kindleストアから買う方法と、通常のAmazonページから買う方法があります。Amazonのページから買う際は、書籍のkindle版を選択してください。間違って紙の書籍を注文しないように注意しましょう。
まずはKindleストアのトップページに行って、欲しい本を探しましょう。
欲しい本を検索して見つけたら、欲しい本をクリックしましょう。その後注文を確定するをタップすれば、電子書籍の購入は完了です。
Kindleアプリ内のライブラリーから購入した本を読むことができますよ。電子書籍購入後は、前述したアプリのライブラリに購入した本が表示されます。そちらをタップしてダウンロードすると、購入した本を閲覧することができます。
kindleアプリの使い方
読書における便利機能
読書する際の便利機能を解説します。電子書籍なので、しおりやマーカーをつけても汚すことなく、読みたい箇所の検索も簡単です。
読みたいページにジャンプする
書籍を開き、画面左上の三本線をタップすると、「表紙」「目次」「初めに戻る」「位置」などの項目から、ジャンプすることができます。
「位置」とはその書籍の中の位置情報で、ページ番号ではないので間違えないようにしましょう。ページ番号は、表示するデバイスの画面サイズによって変化しますが、「位置」はその書籍ごとに決まっています。
kindleは同期すればほかの端末でも読めるため、「あの本の続きをタブレットから読みたい」と思った際に位置情報を入れると、端末の表示サイズに関わらず、その位置にジャンプできます。
検索バーの使い方
画面左上の三本線の横に検索バーがあります。
検索バーにキーワードを入れることで、その書籍の中でキーワードを含む箇所が一覧で表示され、読みたい箇所にジャンプできます。
しおりをはさむ
書籍を開き、画面右上のリボンのようなボタンをタップすることで、そのページにしおりを挟むことができます。
しおりを挟んだページへは、書籍画面上のノートのボタンからジャンプできます。
マーカーをひく
マーカーを引きたい場所を長押しするとメニューが出てくるので、その中の色を選ぶとマーカーを引くことができます。
マーカーを引いた箇所へは、書籍画面上のノートのボタンからジャンプできます。
マーカーを削除するには、マーカーを長押し、メニュー内で「×」を選んでください。
別の端末と同期する
スマホで読んでいる本を、別のタブレットで読みたいと思ったら、情報を同期することができます。
現段階で読んでいる書籍の画面左上の三本線のマークを開き、「同期」をタップします。これで、最後に読んだページの情報が別の端末へ同期されるので、別の端末から続きを読むことができます。
ライブラリから本を削除する方法
アプリ下部のライブラリ画面から、削除したい本を長押しすると、いくつかのメニューが表示されます。
メニューから「端末から削除」を選択すると、削除できます。
もう一度読みたくなったら、ライブラリ上部の「すべて」のタブから書籍を選択し、再度ダウンロードできます。
「永久に削除」は再ダウンロードできない
このとき、「永久に削除」を選択すると、Amazonアカウントから完全に削除してしまうため、再ダウンロードができません。
端末から削除することにより、空き容量を増やすことが可能ですが、また読みたくなるかもしれない場合は、「端末から削除」を選択おくと無難です。
定額で本が読み放題に!Kindle Unlimited
Amazonが提供しているサービスのひとつにKindle Unlimitedがあります。こちらはKindleの対象本が読み放題となるサービスです。
月額980円で圧倒的な量が読み放題
和書は12万冊、洋書は120万冊が読み放題の対象となっています。月額980円(税込)のサービス料を支払えば、これだけの本が読み放題となります。
本のラインナップは小説、雑誌、漫画、絵本、ノンフィクション、参考書と多岐にわたります。読み放題の対象となる本は定期的に入れ替わりがあるため、飽きるということがないサービスです。
月額料金さえ支払えば、追加料金なしでこの数の本を読むことができます。「この本だけ読みたい!」とピンポイントに読みたい本のみ読んでいきたい方には向かないサービスですが、いろいろなジャンルの本を読んでみたい方にとってはとても便利なサービスです。
ちなみに図書館で本を探すときのように気になるジャンルや作家の本をいろいろ試し読みしてみるのが筆者のお気に入りの利用方法になります。
プライム会員向けPrime Readingとの違い
先ほど解説したKindle Unlimitedと似たサービスが、Amazonプライム会員のサービスの中に実は含まれているのです。
Amazonプライム会員特典のひとつにPrime Readingがあります。Prime Readingとは本の読み放題サービスのこと。対象となる約900冊の本をプライム会員なら誰でも追加料金なしで読むことができるのです。
Kindle Unlimitedとの違いは、本の対象冊数が違うことと料金体系が違うこと。読み放題の対象となる本の数は圧倒的にKindle Unlimitedの方が多いです。しかしPrime ReadingはAmazonプライム会員に付属の特典となるため、プライム会費のみ支払えば料金は必要ありません。
まとめ
Amazonの提供する電子書籍サービスであるKindle。紙の本よりお得に、しかも手軽に本を読むことができるとあって、スマホをお持ちの方にはぜひ導入してほしいサービスになります。
苦痛だった通勤時間を、楽しい娯楽の時間に変えることができるツールです。