「電気代を無料にする方法!!」
上がり続ける電気代(T . T)
『電気代高っ!!』
2022年末以降の電気料金の請求額を見てそう思った方が大勢いたのではないでしょうか?
なんで?そんなに使ってないのに。。。
いつもと同じように使ってるだけなのに、節電もしてるのに。。。
と、思われたんじゃないでしょうか?
では、なぜこんなにも電気料金が高くなったのか?
まず一つは、電気料金は2021年9月以降、電力会社が発電に使用している石炭や液化天然ガスなどの輸入価格高騰の影響によって『燃料費調整額』を値上げしています。
燃料調整額とは、毎月の電気代に含まれる費用の一つで、使用した電気量に比例して支払うことになっています。
そして皆さんもご存知のように今も紛争が続いているロシアとウクライナ。
2022年2月末ごろから世界情勢は電気料金にも影響を及ぼしています。
これはロシアが天然ガスや石炭の資源が豊富な国であり、ロシアからの天然ガスや石炭の供給が不安定になると、世界的に燃料価格が高騰し、各電力会社の電気料金も高騰する構造になっているからです。
当然、冬になると同じ電力を発電しようとしても気温が低い分、燃料も必要になってきます。
こう言った理由で電気料金が高騰していると言う訳です。
電力会社も慈善事業ではないので、燃料の調達にお金がかかってるんですから、そら商品(電気)の売値も上げないとやってられません。赤字ですよ赤字。
ですが、2016年4月以降、電力自由化によって多くの企業が新電力会社として参入しているので、自分にあったプランを提供している電力会社に乗り換える事で、電気料金を抑える事が出来るかも知れません。
地域によって受けられるサービスや提供している電力会社が様々なので一概には電気料金が下がるとは言えませんが、契約を変えるだけで電気料金が下がれば大変お得で簡単なのでオススメです。
一度、検討してみるのもありだと思います。
ですが、ここでご紹介したいのは『電気料金無料化』、『脱電力会社!!』です。
『電気料金無料!!脱!!電力会社!!』
そう、それは自家発電!!と言う魔法の言葉(管理人が勝手に思ってるだけです^^;)
自家発電すれば、電力会社に依存せず家計にも優しいはず。
ある意味小さな電力会社!!
自家発電する方法とは?
ご存知の方も多いと思いますが、自家発電と聞いて太陽光発電を思い浮かべた方、正解です。
ですが、おすすめしたいのは『太陽光発電+蓄電池』!!
太陽光で発電した電力を蓄電池に溜めて、溜めた電力を使って生活する。
余った電気を電力会社に売電する事も可能です。
住んでいる地域、ソーラーパネルの設置面積、蓄電池の容量、1日の使用料によっては自家発電で家の全電力を賄い、完全に電気代を無料化する事は出来ないかも知れませんが、大幅に電気代を削減する事は可能です。
電気料金は年々上昇傾向にあり、今後も上昇し続ける可能性が非常に高いです。
そう言った中、太陽光発電+蓄電池は非常に将来性があるシステムだと思います。
少し前までなら売電価格も高く、発電した電気はそのまま電力会社に売った方がお得だったのですが、今は売電価格がどんどん下がっており、逆に買電価格はどんどん上がっている為、発電した電気はそのまま自家消費した方がお得になってきています。
発電した電気を売る
日本には『FIT制度』と言うものがあります。
光熱費の削減を検討した事がある方は一度は耳にした事があるのではないでしょうか?これは電力の固定価格買取制度のことです。
この制度には色々と規定があり、発電設備の容量が10kW未満の場合は10年間、50kW〜250kWの場合は20年間、固定価格で売電できます。
例えば、2022年度に自宅の屋根に10kW未満の設備を設置した場合、17円/kWhの売電価格が10年間継続します。2023年度に設置した場合は、売電価格は10年間16円/kWhに固定されます。
この売電価格も毎年見直しがされ、年々下がってきています。
ちなみに10年前の2012年の売電価格は34〜42円/kWhでした。
つまり、電力会社から買っている電気料金は年々上がっているのに対し、太陽光で発電した電気の売電価格は年々下がってきているのです。
これは太陽光発電の初期費用が安くなった為で、売電価格は太陽光発電に必要となるコストをもとに決定されています。
現在でも数年前でも、太陽光発電の初期投資額の回収期間が変わらないように考慮されています。初期費用の価格変動を加味した売電価格の調整によって、売電価格が減少しているということです。
また発電設備の容量によっても売電価格が違います。
10kW以上50kW未満の場合は10円/kWh、50kW以上となると9.5円/kWhになります
うまくやっているなと思うのですが、正直誰も徳をしていないような。。。
少しモヤっとしてしまいますね^^;
何がしたいんでしょうね?何かきな臭い気もしますが。。。
大人の事情と言うやつでしょうか?
まあそんな個人的な愚痴は適当に流しておいてください。。。
蓄電池の導入
太陽光発電を導入されている方は多いと思うのですが、併せて蓄電池も導入している方はまだ少ないように思います。
以前は蓄電池の製造コストもかかっていた為、初期投資が大きく断念される方が多かったと思います。
また、太陽光発電と蓄電池の併用はダブル発電と呼ばれ、ダブル発電の有無によって売電価格に差があったのも蓄電池を導入する際に障害になっていたと思います。
ですが、2019年以降ダブル発電の有無による売電価格の差がなくなりました。
以前は導入するのに色々とハードルが高かったのですが、そのハードルが下がってきており導入しやすい環境となりました。
先で少し触れていましたが、太陽光発電のコストも下がってきているにので今が絶好のタイミングではないでしょうか?
また、検索エンジンで「太陽光発電」を検索すると『卒FIT』と言う言葉をよく目にします。
これは先で記述した『FIT制度』の固定買取期間が終了した人達が続出しているからです。
管理人もその一人です(T ^ T)
固定買取期間が終了して、一気に売電価格が下がりました。
これまでは一ヶ月の売電は夏場だと大体1万弱ぐらいはあったのですが、それが千円前後まで落ちました。
正直ウソでしょ∑(゚Д゚)って感じでした。
管理人と同じように『卒FIT』した人にも是非検討して頂きたい。
メリット・デメリット
『太陽光発電+蓄電池』の導入において、当然メリットとデメリットが存在します。
メリット
何と言っても電気代の大幅削減!!ひょっとしたら電気料金がゼロになるかもしれません。
もう一つは緊急時(停電)などの災害対策。
災害によるライフラインの断絶は最悪の場合も視野に入れて検討したい所です。
もしガスが止まってしまった場合、災害の状況にもよりますが、復旧にはかなりの時間を要します。
ですが、『太陽光発電+蓄電池』設備を導入してオール電化にしていればそもそもガスは必要なくなります。
停電が起きたとしても蓄電池があれば慌てる必要もありません。
停電で、ご近所さんは真っ暗なのにうちだけ普通に生活してるなんて事もあり得ます。
デメリット
これを読んでる皆様ならお気付きですよね。そう初期費用です。
ってかそれしかないです。
ですが、費用を分割して月々支払いにしていくとして、自家発電する事で削減出来る電気代を差し引けば、全然元が取れると思います。
発電設備の故障等の問題もありますが、管理人の太陽光発電システムは10年以上使ってますが、一度も壊れた事はありません。
電化製品なので当たり外れがありますが、ほとんどの施工会社は10年保証をしているので安心です。
低所得時代のこれからを考える上で、家計を悩ませるうちの一つが光熱費です。光熱費の高騰は頭の痛い話ですが、その中でも電気代は対策がしやすいものです。
電気代高騰、太陽光発電+蓄電池の設置費用が安くなった今がチャンスかも知れません。
電気代を安く抑えたい方は、ぜひ、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?